エコキュートな話〈つづき〉

設計の丹野です。

 

温かなお湯が恋しいこの季節・・・。

このくだりは、もういいですね。

 

前回、肝心なところで話を終わらせてしまいましたが・・・(笑)

 

エコキュートが“湯切れ”を起こさないための対策とは?」でしたね。

 

 

 

まず一番は、それぞれのご家庭で使うお湯の量に合ったタンクサイズを選ぶことです!

 

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うんうん・・・。って、そんなん当然やん!

 

そもそも、家族が使うお湯の量なんてわからんし〜〜〜!

おまけに、そんなん新しくエコキュートを導入する時

にしか選べないし〜〜〜!

 

                ですよね。

 

 

 

 

 

 

メーカーのカタログでは家族のおおよその人数に合わせたタンクサイズが表記されています。

  ・2〜4人家族用  300L

  ・3〜5人家族用  370L

  ・4〜7人家族用  460L

  ・5〜8人家族用  560L     のような感じ。

 

もちろん家族の人数が同じでも、家族の年齢や性別、ライフスタイルによって、使うお湯の量や

使う時間帯も違いますよね。設置する場所が温暖な気候の地域なのか、寒冷地なのかによっても

元々の水温が違うといった理由で、最適なタンクサイズは変わってきます。

 

なので、それぞれのタンクサイズの適応人数は、ある程度カブっています。

例えば4人家族の場合、選ぶタンクサイズは370L?460L?

 

どちらも間違いではありませんが、迷いますよね。

Gハウスでは一般的な4人家族想定の場合、460Lを採用しているので、湯切れについて

容量的な心配はあまりいらないのではないかと思います。

 

 

次に、すでに設置しているエコキュートが十分なタンクサイズなのにもかかわらず、湯切れを起こす

という場合の対処法。

 

多くのメーカーのエコキュートは、普段のお湯の使用量を記憶して、それによって沸かす湯量を決める

「おまかせ機能」という設定があるそうです。

普段はその機能のおかげで、ご家庭に合わせた湯量を無駄なく沸かしてくれるのですが、大勢の来客や

季節の変わり目など、急にお湯の使用量が増えた時などに湯切れを起こしてしまう場合があります。

 

お湯の使用量が事前にわかっている場合は、前の晩に「多め」や「満タン」など、設定を切り替えて

おくことで湯切れを防ぐことができます。

 

またエコキュートは、深夜の安い電力を使用してお湯を沸かすことで省エネになるため、深夜のみ

お湯を沸かす設定にしている方も多いかもしれません。すると湯量が不足しそうな状況でも、昼には

沸き上げを行わず、湯切れを起こしてしまうといったことも考えられます。

夕方によく湯切れを起こす、といった場合は、夜に沸かす湯量を増やしたり、沸かす湯の温度設定を

上げることで、湯切れ問題を解消することができるかもしれません。

 

ポイントは「使用状況に合わせて設定の変更を上手に行うこと」のようです。

 

 

賢い自動設定が備えられたエコキュートですが、さらに賢く手動の設定を使いこなせば、寒い冬も

温かいお湯を快適に使い続けれらますね。

 

 

#大阪家づくり

#エコキュート

#湯切れ

 

 

 

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