蓄電池を導入した高性能住宅
Gハウスでは災害時にも家族の「命・健康・財産」を守る住宅を提供しています。
高性能なことはもちろんのこと、災害時にも「命・健康・財産」を守ることが出来る住宅をご提案しています。
そのうちの一つが蓄電池のご提案です。
蓄電池がある事で、万一の停電の際も、通常と変わらない暮らしができます。真夏・真冬に停電が発生すると、エアコンが使用できず命の危機にさらされる可能性があります。
また、2030年代半ばにガソリン車の新車販売禁止と共に、住宅用太陽光発電システムだけでなく、蓄電池やV2Hといった、EV(電気自動車)に充電できる機器の需要増加が予想されます。
家族の「命・健康・財産」を守る暮らしを実現するためにも、蓄電池のご提案をさせていただいております。
蓄電池とは
その名のとおり、太陽光パネルで発電した電力を貯めること、貯めた電力を使用することができます。
発電された電力を家庭内で使いきれなかった際に蓄電池へと貯えられます。それでもさらに余った電力は電力会社に売電されます。※一般的にはこの順番ですが、設定や運転モードの違いで優先順位が変わる場合があります。
蓄電池でできる暮らし
蓄電池にAIが搭載。日々の使用電力量や天気予報などから自動で節電に努めてくれる。
翌日が雨の予想だと、太陽光発電システムによる発電量を予測し、深夜電力の買電量を調整します。節電にもなるため、電気料金が安くなります。
停電になると、自動で蓄電池からの供給に切り替わる。
停電を感知すると、5秒程度で自立運転に切り替わるため、停電が夜に発生した場合、真っ暗闇の中、自立運転に切り替える手間がありません。
停電時には、すべての部屋のコンセントを同時に200Vまで使用することができる。
Gハウスで採用している蓄電池は、特定のコンセントからのみ電気を使用できる特定負荷型ではなく、お家全体で電気が使用できる全負荷型なので、エアコンやIHを使用でき、通常と変わらない暮らしができます。
蓄電池に貯めた電力を万一に備え、使い切ることが無い様、蓄電池残量を設定できます。
いつ起こるかわからない停電に備え、あらかじめ確保しておく電気の残量を0~90%の範囲で設定することができるので、停電時も電気が足りない、なんてことがありません。
自宅で電気自動車(EV)への充電が可能になる。
蓄電池があれば、EVステーションに行くことなく、自宅で発電した電力を充電することができます。
金銭的なメリット
01
余った電気は電力会社が買取
自家消費→蓄電池に貯める。それでも余った電力は電力会社に買い取ってもらうことができます。2021年現在の売電単価は19円kW。2020年が21円/kWであったので、2円の値下がりです。今後売電単価はさらに安くなることが予想されます。
02
電力会社から電気を買わなくてよい
多くのご家庭では、平日の日中は学校やお仕事で外出しているため、日中の電力は使用されずに、蓄電池に貯まります。貯めた電気で夜に使用する電力を賄う。そうすることで、電気を買わない暮らしができます。売電単価は値下がり傾向にあるので、電気を「売る」ことよりも「買わない」ことの方が金銭的なメリットになります。電気を売った場合のメリットは19円/kW、買わなければ27円/kW※、買わない方が8円のメリットになります。電気の自由化で、基本料金が不要な電量会社、料金プランを利用することでさらにお得になります。
※ご契約内容によって変わります。
03
EVに充電することができる
先にもお伝えしましたが2030年半ば以降、ガソリン車の新車販売が禁止されることで、EV需要の高まりに伴い「住宅」の形も変化することが予想されます。蓄電池があれば、日中に蓄電池に貯めておいた電気をEVに充電することができます。EVステーションで充電する際の約20~30円/kWを節約することができます。
04
蓄電池に搭載のAIが、電気代の安い夜間に必要なだけ貯めてくれる
電気料金プランには、日中の料金が少し高めに設定され深夜の料金が安く設定されているプランがあります。これを利用して蓄電池に搭載されているAIが、翌日の天気予報から太陽光発電システムの発電量を予測し、電気料金の安い夜間に必要な分だけ貯めてくれます。
05
蓄電池の設置で自治体から補助金が出る場合がある
大阪府下のすべての自治体で補助金が出るわけではありませんが、補助金がある自治体では約4~10万円程度の補助金が出ます。少額ではありますが、初期投資の金額が軽減できます。詳細内容はお住いの地域によって変わりますので、各自治体にお問い合わせください。
06
ピークカット、ピークシフトで電気料金を抑えエネルギー問題に貢献できます
ピークカットやピークシフトは2011年の東日本大震災がきっかけで日本中に広まりました。東日本大震災の際、福島第一原子量発電所事故を機に、日本全国の原子力発電所が安全審査のため停止しました。これまで電源構成の約25%を占めていた原子力が停止したことで、電力の供給力不足に対する対策として計画停電が実施されたことは記憶に新しいのではないでしょうか?
ピークカット
電気の基本料金を安くするための手法を指します。1日のうちで最も電力使用量の多い時間帯の使用量を削減、カットすることで、電気料金の基本料金を安くすることができます。
基本料金は直近12か月間で最も電気を使用した時間帯、30分間の電気使用量、「最大デマンド」で決まります。
例えば、毎日節電をしていたが、ある30分間だけ電気を使いすぎて「最大デマンド」が上がってしまうと、以降1年間は下がらないということになります。
そこで最も使用電力の多い時間帯の電力使用量を削減することで最大デマンドを下げ、電気料金の基本料金を削減することができます。
具体的には、太陽光発電システムや蓄電池、HEMSと呼ばれるAi機能を導入することで最大デマンドを下げることができます。
ピークシフト
電力需要ピーク時における電力消費を抑えること。1日のうちで最も電力使用量の多い時間帯ではなく、時間をずらして電気を買う(使用)ことです。
基本的に電力は作り置きができません。そのため、電力消費が急増する時間帯(13時~16時)は電力供給が追いつかなくなる可能性があります。電力消費量の多い時間帯から少ない時間帯に電力消費量を移行することで、電力消費量の波を平準化させることができ、基本料金の削減、エネルギー事情への貢献になります。
具体的には、全国的に使用量が少ない時間帯に電力を電力会社から購入し蓄電池に貯め、使用量の多い時間帯に、貯めておいた電力を使用することで、電力使用量の平準化になります。
まとめ
ここまでで、蓄電池は万一の停電に備えることができる事、通常の生活の中でも様々なメリットがある事、2030年半ば以降の政府の動向などからも太陽光発電システム、蓄電池の重要性など、蓄電池の大まかなメリットはお分かりいただけたかと思います。
では、実際に太陽光発電システム+蓄電池を採用した場合に何年で元が取れるか、の回収率が一番重要になってくるのではないでしょうか。決して安くはない、太陽光発電システム、蓄電池の導入。
Gハウスでは、ご要望があれば、皆様に太陽光発電システムを採用した場合の発電量・料金シミュレーションを提示させていただいております。お家の大きさ、立地によって設置しない方が良い場合もありますので、住宅購入をご検討の方は、建築を依頼する住宅会社様にご相談されることをおすすめします。