設計の丹野です。
キッチンや洗面所の吊戸棚、物入れの上の方の棚など、高いところの収納場所をどう使うか、
結構迷いますよね。
例えばキッチンなら、ほとんど使うことのない贈答品の食器セットや、来客時用の大皿、重箱、
なんとなく捨てられなくて持ったままの、過去に使っていたハンドミキサーや、かき氷機など…。
入っていませんか?
高い踏み台なしでは取れないような天井付近は、日常的に使うものをしまうのには無理があるので、
ほとんど使わないものを入れておくことは、ある程度仕方がない部分でもあります。
しかし、奥は見えづらいけれど、少し手を伸ばせば届くような、高さ1.6~2.0mくらいの
ところも同じような感じで無駄に使ってはいませんか?
普段は使わない食器をバラ積みしたり、箱に入ったものを適当に押し込んでしまっては、
そこに何を置いたかを忘れてしまうのも時間の問題です。
インターネット上でも、収納上手な方々のアイデアがたくさんでてきます。
これはそんな中の一例↓
見える部分で見た目を重視する場合は、バスケットの利用が最適です。
入れるものや場所に応じて、大きさや色などを変えるのもいいですね。
このアイデア、ちょっと感動です(涙)
タオル掛けを利用した小物収納。
(壁下地の強度に十分ご注意くださいね)
※こちらは目線より低い位置にお薦めです。↓
どんな大きさや形もものを選ぶとしても、写真のようにタグなどを取付て、中に何が
入っているのかを大まかに書き入れて、外から確認できるようにすることがポイントです。
少し高い位置の収納ですので、降ろしてみなくても中身が分かる方が効率的ですよね。
その他、吊戸棚の中といった、外側から直接見えない場所なら、取手付きの半透明BOX
なんかがいいのではないでしょうか。↓
粉類などの開封済の食品でも、蓋付なので
湿気や害虫を防いでくれますし、棚から
降ろす際に、入っているものがあふれて落ちて
くる、なんていうトラブルもありません。
今は夏休み期間中。海外旅行や海水浴、キャンプなどのレジャーだけでなく、たまにはお家でお子様と
一緒に、家の使いやすさについて考えてみる・・・なんていうのはどうでしょうか。