高い位置の棚収納の活用法

設計の丹野です。

 

キッチンや洗面所の吊戸棚、物入れの上の方の棚など、高いところの収納場所をどう使うか、

結構迷いますよね。

 

例えばキッチンなら、ほとんど使うことのない贈答品の食器セットや、来客時用の大皿、重箱、

なんとなく捨てられなくて持ったままの、過去に使っていたハンドミキサーや、かき氷機など…。

 

入っていませんか?

 

高い踏み台なしでは取れないような天井付近は、日常的に使うものをしまうのには無理があるので、

ほとんど使わないものを入れておくことは、ある程度仕方がない部分でもあります。

しかし、奥は見えづらいけれど、少し手を伸ばせば届くような、高さ1.6~2.0mくらいの

ところも同じような感じで無駄に使ってはいませんか?

 

普段は使わない食器をバラ積みしたり、箱に入ったものを適当に押し込んでしまっては、

そこに何を置いたかを忘れてしまうのも時間の問題です。

 

インターネット上でも、収納上手な方々のアイデアがたくさんでてきます。

これはそんな中の一例↓

バスケット収納①

 

 

 

見える部分で見た目を重視する場合は、バスケットの利用が最適です。

入れるものや場所に応じて、大きさや色などを変えるのもいいですね。

 

 

          このアイデア、ちょっと感動です(涙) 

          タオル掛けを利用した小物収納。

           (壁下地の強度に十分ご注意くださいね)

           ※こちらは目線より低い位置にお薦めです。↓

                      バスケット収納②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな大きさや形もものを選ぶとしても、写真のようにタグなどを取付て、中に何が

入っているのかを大まかに書き入れて、外から確認できるようにすることがポイントです。

 

少し高い位置の収納ですので、降ろしてみなくても中身が分かる方が効率的ですよね。

 

その他、吊戸棚の中といった、外側から直接見えない場所なら、取手付きの半透明BOX

なんかがいいのではないでしょうか。↓

収納ボックス①

 

粉類などの開封済の食品でも、蓋付なので

湿気や害虫を防いでくれますし、棚から

降ろす際に、入っているものがあふれて落ちて

くる、なんていうトラブルもありません。

 

 

 

 

 

今は夏休み期間中。海外旅行や海水浴、キャンプなどのレジャーだけでなく、たまにはお家でお子様と

一緒に、家の使いやすさについて考えてみる・・・なんていうのはどうでしょうか。

 

 

 

 

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