あなたの建てたばかりの家の品質や性能が、実際は予定よりも大きく下回っている可能性があることをご存知でしょうか?
こんにちは。
Gハウス建築部の池田晃啓です。
S様邸の設計期間が終わり、いよいよ寝屋川市で新築工事が着工しました!
庭スペースがある素敵な2階建ての家になっています。
今後は、たびたび現場に赴き、主に工事監理を行っていきます。
工事監理とは?
工事監理とは、「工事管理」とは違います。
一見見逃しがちですが、「管理」と「監理」は違うのです。
同じようにも感じますが、大きく意味は変わります。
工事管理とは、一言でいうと、工事の工程(スケジュール)を組み、それぞれの業者さん・職人さんを手配して、安全に配慮しながら工事を進めて家を完成させる仕事を言います。
工事管理までしかしていない住宅会社もまだまだ多いと思われます。
工事管理までではダメなのか?
ダメです。
そこで工事監理が必要です。
工事監理とは、一言でいうと、設計図書通りに実際の工事が進められているか?をチェックする仕事になります。
もう少し広義にいうと、Gハウスで保証している品質の家が建てられているか?をチェックすることにもなります。
工事管理(業者まかせ)だけの場合でも平面図(予定の間取り)通りに完成します。
それは当たり前です。業者さんもプロですから。
しかし、それで住宅会社がカタログやホームページでアピールしている性能や快適性は得られているのでしょうか?
いくらカタログやホームページで良いことを書いたり、すばらしい性能を言っていてもあなたの家の実際の工事でその性能になっていないと意味がありません。
工事管理までしかしていない会社は、業者まかせの会社です。
これでは本当にその性能が出ているのか疑問です。
例えば、今は各社断熱性能をアピールしていますが、実際の工事で、
・きちんとした厚みの断熱にしていない
・隙間ができている
・施工手順が間違っている
という風なことが業者さん任せでは起こり得るのです。
結果、カタログやホームページでアピールしている性能は現実には満たしていない。
なんてこともあり得るのです。
こういった現場管理だけの住宅会社に当たらないための方法をご紹介します。
その方法は、
その住宅会社があなたが納得できる「工事監理をしている証」がもらえるかか?確認してください。
参考までに。
Gハウスでは、現場監理の証として、
最後のお引渡しの際に、ご新居のカギと一緒に写真付きの自主検査チェックシートをお渡ししています。
基礎工事、躯体工事、電気工事など、すべての工程ごとに工事写真・自主検査チェックシート・施工完了報告書をセットにしたものです。
100ページ以上になります。
全工程をきちんとチェックすると、必ず100ページ以上にはなります。
住宅会社を選ばれる際は、このような現場監理の証がもらえるのか?確認することは必須です。
でないと、本当は思っているよりもずっと性能の低い家に、一生住み続けることになるでしょう。
大手だから安心ではないのです。
大手だからこそ、膨大な数の工事をこなしているので、実際の工事監理は・・・
冷静に考えてみてください。
以前に、同時期に、敷地のすぐ隣で、某大手ハウスメーカーとの工事がかさなった経験があります。
内容はここでは書けません。
実際にご質問があれば、いつでも事実をお伝えしますので、ぜひ聞きに来て下さい。
では。