デットスペースを余すことなく。

  設計の丹野です。

 

先日、また新しいお家が完成し、見学会も無事に終えることができました。

手直しや美装も完了し、あとはお施主さまにご確認いただいてお引渡しを残すのみです。

 

私は日頃、工事管理をするわけではありませんので、それぞれの現場に一番長い時間いるのは、

見学会をさせていただいている間ということになります。

 

完成したばかりのお家をじっくり見ながら、ここで新しい生活をされるご家族のことを思って

見学会にご来場される方々と色々お話をするのは、私にとって本当に楽しいひと時です。

 

どのお家もご家族のご要望を元に、いろんなひと工夫があるのですが、今回は階段下を

有効活用した収納スペースをご紹介。

 

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←この写真は今回完成したお家ではない

のですが、階段の5段目以上あたりは、

階段下にもある程度の高さができるので、

扉をつけて収納スペースとして活用する

ことは、もはや当り前ですね。

 

 

 

 

 

 

 

それ以下の低いところも階段状のまま意匠的にデザインして Fotolia_36014414_XS

利用しているのを見かけることがありますが、

階段幅分の奥行きは深くて使いづらい感じです。→

 

 

 

 

 

↓そこで今回は、引出型を採用することにしました。

 

 

いかがでしょうか。

意匠的にはシンプルに、できるだけ目立たない形を

ご希望でしたので、取手もなくして

隙間もできるだけ少なくしたプッシュオープン型に

なっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなスペースではありませんが、奥まで深く続く引出型なので、奥のものも腰を大きくかがめずに

取り出しやすく、使い勝手がいいと思います。

 

今後も同じような機能をご希望の方が出てきそうです。

 

 

 

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