こんにちは。池田祐規です。^^
今年も暑い大阪の夏がやってきました。
年々、夏の暑さが増してきているような気がします。これも地球温暖化が原因なのでしょうか。北海道でさえも、エアコンをつけるところが増えてきているそうです。
暑い夏には、とてもありがたいエアコンですが、エアコンは、私たちが呼吸する空気を処理する機械なので、いつもきれいな状態を保っていてほしいですね。
もし、エアコンの内部にカビや細菌が繁殖していたら、家族の健康を守る事はできません。さて、みなさんは、エアコンの内部がどうなっているか、ご存知ですか?
夏の場合、エアコンは運転しながら、除湿も行っています。
エアコンの内部では、非常に低温な冷媒ガスが冷却器の中を流れているので、冷却フィンが結露をおこします。その結露水は、雫となり、ドレン管を通って、屋外に排水されていきます。
こうして、室内にたまっていた余分な水分を除湿してくれているので、室内が乾燥した快適な状態が保たれているのです。
しかし、その結果、エアコンの内部は、冷房中は絶えずぬれている状態になってしまいます。
もしも、この状態から突然スイッチを切ってしまうとどうなるでしょうか。
冷却フィンがぬれたまま、送風がとまるので、冷却器のフィンには、カビやダニの死骸が付着して、ゆっくりと乾燥していきます。
夏の間はほぼ毎日これを繰り返すので、汚れが溜まり、秋、冬、春の間にカビが発育し、悪臭とともにアレルギー物質が部屋に取り込まれるのです。
久しぶりにエアコンを使用したときに感じられる悪臭はこれが原因です。
必然的に、夏の初めには、エアコンの掃除が必要になってきますが、手間もかかりますし、経費もかかります。エアコンの内部を清潔に維持するためには、ちょっとした工夫が必要です。
その方法は、エアコンのスイッチは、いきなり切るのではなく、送風運転に切り替えて、タイマーで30分ほど運転してから停止するようにしましょう。
この送風運転で、エアコンの内部が乾燥して、カビやダニの死骸の付着する量を、効果的に減らすことができるのです。
ぜひ一度、お試しください。