設計の丹野です。
先日ご紹介した、倉庫としてお使いだった建物の断熱リフォームが完成しました。
まずはリフォーム前がこちら↓
コンクリート色の壁や床、こちら側には窓もなく小さな換気扇があるのみ。
鉄骨むき出しで最低限の内装で仕上げた、とても倉庫らしい風貌です(笑)
リフォーム内容は壁・床・天井には断熱材を入れ、空間の断熱性をアップすることを中心に、キッチン新設や
エアコン移設、コンセント追加などで住空間としての機能性を追加。フローリングやクロス張りで見た目の
性能も向上させました。
奥の壁には採光と換気のための窓を追加して、寒々しかった倉庫は明るく暖かな住空間へ。
変貌を遂げた姿がこちら↓
角度は少し違っていますが、リフォーム前の写真と同じ場所、同じ方向を見ているんですよ。
とても同じ場所とは思えないでしょ。
←こちらの写真の凹んだ所にあるカウンター下の引出しは、
元々お手持ちだったものですが、建具と似た色で全く
違和感なく収まっています。
↓そして、こちらは反対側(キッチン側)の写真。
奥様のお好みのダーク色のフローリングや建具とヨーロピアン調の花柄のクロス。
スモークピンクのキッチンもフローリングや建具の色と合っていて、優しいながらも
重厚感のあるイメージです。
カーテンやブラインドなどが追加されると、より暖かみのある感じに仕上がると思います。
キッチンの奥の窓は、唯一の既存窓なんですが、単板ガラスのアルミサッシで断熱性に
欠けるものでしたので、内窓を追加して性能をアップしました。
元々は同じ敷地内の後ろにある木造の建物をメインの居住空間としてお使いだったんですが、
築年数が経っている上に、この倉庫建物の奥に位置しているので、日当たりも良くありません。
これからはこちらのLDKが生活の中心となります。
厳しい暑さ寒さから解放されて新しい生活を楽しんでいただけると、私たちも本当に嬉しく思います。