設計の丹野です。
家づくりを考えるときに、みなさんは何を一番に考えますか？
住む場所？ 家のデザイン？ 家の性能？ 間取り？
どれもとっても大切な要素ですよね。
でもそれらが重要なのは当たり前。
それらを考え、優先順位を決め、それぞれのご家族にあった“家”を創り上げて
いくわけですが、立地や家本体以外で重要な要素となるのが「外構計画」です。
「外構」ってどの部分？ となる方もいらっしゃるかもしれません。
家づくりの中の“外構工事”は、建築するご自身の土地の中の、建物本体の工事以外の
部分全般です。
・敷地の外周に塀やフェンスを作りたい。
・カーポートに屋根が欲しい。
・玄関横にシンボルツリーや植栽スペースが欲しい。
・ポストや表札は個性的なものを選びたい。
・広いデッキや庭を計画したい などなど
「そんなに広い土地じゃないから、こだわる必要なんてないんじゃ・・・」
なんて思っていませんか？
土地が広ければ、外構の範囲も大きくなり、こだわる内容も多岐に渡ります。
でも、広くなくても外構計画はかなり重要。
少し話はそれますが・・・、耐震や断熱・気密など、無駄な予算をかけずに
効率よく家の性能を上げるためには、家の形はシンプルにするのが一番です。
あまり凹凸なく、単純な形で、どっしり四角いのがベストです。
形がシンプルなので、無理に細かく外壁の貼りわけをするのもお勧めできません。
ということで・・・、グッと効いてくるのが、外構計画でのちょっとしたこだわり。
たとえ土地が狭くても、玄関前の通路部分にお好みの色の石やタイルを貼るだけで、
また、シンボルツリーを１本足したり、季節感の出る草花を植えるだけで、
さらにカーポート部分に飾りの目地を入れたり、表札にこだわるだけでも、
“家の印象”はかなり変わります。
いかがですか？
でも外構工事って、なんだかそこそこお金がかかっちゃうんです（涙）
お好きな方は、植栽スペースなどの手作りにもチャレンジ！
苦手な方は・・・、プロに任せる資金を、少し残しておいてくださいね。
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