本日、15年前に弊社で建てていただいたお家にアフターメンテナンスに行ってきました。ご主人さん82歳、奥様は79歳の2人住まいのご家庭です。
お風呂の浴槽にサビが出て、気持ち悪くて浴槽につかれなかった。今まで夏だったから、シャワーで済ましていたとのこと。
TOTOのホームページを調べると、よくあるケースらしく、「床に赤茶けた汚れ(サビ)がつく」の項目がありました。原因は「水道中の鉄分によるもらいサビ」「ヘアピンによるもらいサビ」です。
発見が早く、サビの症状が軽い場合、歯ブラシに歯磨き粉や浴室用クレンザーをつけて、簡単に取れます。
サビの症状が重い場合は、TOTOパーツセンターで「らくらくサビ落としELK00036」を買って、雑巾やスポンジにつけサビ部に塗ります。紫色に変色してから。擦り落すととれます。(長時間放置することはやめてください) 私は処置後、念のため水あらいをしておきました。
ちなみに、上記商品を取り寄せるのは大変なので、コーナンで「復活洗浄剤(サビ取り用)(株)カンペハビオ製を買ってそれで処理をしてきました。1000円ちょっとで買えます。
浴槽メーカーのメンテの方が来ても全く同じ処理です。料金は1万円以上?かかると思われます。
今回はお年を召されたご夫婦なので、私が直接行って処理し、実費1200円だけ請求しましたが、2000円お支払いいただいたので、ありがたく頂戴いたしました。
今はインターネットであらゆる情報が簡単に手に入る時代ですので、若い世代の方は、すぐに業者を呼ぶのではなく、自分で出来る事は自分でされた方が安くつきますし、ご自宅に愛着もわくかと思いますので、お勧めします。
なぜかというと、Gハウスでさせていただいている10年毎20年ごとの定期点時、建物の維持管理に必要な補修工事の提案をさせていただくのですが、応じられる方が少ないという現実があるからです。
池田泰弘拝