こんにちは。
設計・工事監理を担当しています池田晃啓です。
木曜日、金曜日の2日間は研修で大阪→名古屋→富山→大阪へ研修に行ってきました。
目的は今後の会社の方針を見定めることと、国が急速にすすめる自立循環型住宅を学ぶことです。
自立循環型住宅については、のちほど説明します。
木曜日
まずは、名古屋で研修です。
他社の住宅会社さんのお話をたくさん聞いて学びながら、
今後どのような商品をお客様に提供していくのか?
どのようにGハウスを知ってもらうのか?
などの会社の今後の方針を考える時間でした。
時代の流れや年齢層によっての趣向の違い、さまざまな工法の特徴など、
色々な要素を総合的に考えて、今後の方針を決めていかなくてはならないので、
非常に考えさせられた研修でした。
研修が終わると、大急ぎで次の富山へ
高速バスで3時間半でした。
はじめての富山でした。
駅前は思ったよりも栄えていてびっくりしました。
金曜日
朝から自立循環型住宅を学ぶ勉強会です。
現在、国はこの自立循環型住宅の普及にかなり力をいれてすすめています。
自立循環型住宅とは、2010年頃の標準的な住宅と比較して、エネルギー消費量を50%削減することが可能な住宅です。
エネルギーとは、給湯、暖房、冷房、換気、照明などの住宅におけるエネルギーを指します。
なぜ、国は自立循環型住宅を進めるのでしょうか?
理由は、京都議定書にさかのぼります。
石油などの安価で大量なエネルギーの普及により、エネルギー消費量の増大は、温室効果ガスの排出量を高めて温暖化等の原因になっています。
そこで京都議定書で先進国各国が温室効果ガスの削減量を守る約束をしました。
日本は、2008年の京都議定書の第一約束期間で目標を達成しましたが、
その背景には他国からの排出権の購入などがあり、実際はまだまだ削減できていません。
そして、今回温室効果ガスの削減に非協力的だった中国やアメリカも削減に前向きに取り組みつつあり、
日本も先進国としてエネルギー削減が急務なのです。
日本国内のエネルギー消費量を部門別にみると、家庭部門のエネルギー消費が多いので、
自立循環型住宅の普及をすることで、家庭部門のエネルギー消費量を大幅に減らそうとするのが、
国がこの自立循環型住宅の普及にかなり力をいれてすすめる理由です。
国は過去にも、住宅の省エネ化を図りましたが、なかなか普及していないのが現状です。
そこで、とうとう、4年後の2020年には、省エネ住宅の義務化が法律で施行されることが決めました。
省エネに優れた住宅ではないと、建築許可がおりなくなります。
というわけで、今回の自立循環型住宅の勉強回に参加して、
自立循環型住宅とは何か?
どのように設計するのか?
をわざわざ富山まで学びに行ったというわけです。
セミナーに参加するともらえるこちらのテキストは、
どこにも売っていない貴重なテキストです。
かなり詳細にかかれており500ページほどあるので、読むのがとても大変なのですが。笑
というわけで、早急に自立循環型住宅を商品ラインナップに含めていきますので、
大阪で自立循環型住宅を建てるならGハウスへお問い合わせください。