大阪の注文住宅は意外とフルオーダーは少ない?

こんにちは。

本日は注文住宅に関してアップしたいと思います。

以前もこちらで紹介したと思いますが、さらに詳しく書きたいと思います。

ご存知の方も多いですが、Gハウスは大阪で注文住宅を建てています。

(※もちろん耐震・性能面・建築基準法で、出来ない間取りもあります)

しかし普通の高性能な注文住宅ではなく、科学的根拠を基に設計デザインをしています。

例えば、世界基準の気密値を出すために、通常より時間がかかる作業を大工さんにお願いしたり、

ホコリ、ハウスダストの舞い方、断熱材の実験、外壁材にこだわったり、、、など

性能に特化しすぎるがゆえに、浴室に天井が無いなどの変わった設計デザインのお家を建てています。

弊社の平均気密値C値0.28です。そう。高気密住宅!!全棟気密測定も実施・開示をしています。

話を戻して、、、

 

 

 

注文住宅とは

・・・施工主(家主)が設計事務所・大工や住宅会社に建築を依頼し、既に用意してある土地に家屋を建築させるもの。

既存のデザイン・間取り・仕様ではなく、施主側から注文して建築される家の事。

プレハブ住宅のようにある程度レイアウトが決まっているものが主流であるが、オーダーメイドのため間取りや外観・構造の設計が自由に決められる。

 

注文住宅の種類

注文住宅にはフルオーダーとセミオーダーがあります。

まずは、フルオーダーといわれるもの。

フルオーダー住宅は、家に使用する木材や断熱材、窓の種類といった仕様から、間取りやキッチンの位置・リビングの広さなどすべての項目について、

依頼者が指定して計画する住宅のことをいいます。

しかしこの場合、自由度は高い反面、かなりの建築知識が必要です。

例えば、敷地に対して家が建てられる面積や接道義務(接道義務とは「建築物は幅員4m以上の道路に2m以上接しなければならない」という規定のこと。

主な目的は,火災などの災害時に消火活動・救命活動を円滑に、救急車や担架・救命器具をスムーズに住宅に運べるよべるようにする事です。)

家はただ自由に建てれば良い物ではなく、国に様々な申請をしなければなりません。家を建てる地域によっても、景観によるデザイン指定がされている場合があるため地域の条例を知っている必要があります。

そのため、フルオーダー住宅の場合は、圧倒的に手間と時間がかかります。また、その会社が指定の部材を扱っていない場合は、個人で手配しなければならない事もあります。

一番のデメリットはなんせ、手間がかかるという事です。一つ一つを自由に決めていくので、選ぶものによって価格が変わります。

そのため、費用の計算が出来ないので、資金計画が立てにくくなります。フルオーダーの場合、決まったものだけをつくっていれば良いというわけでは無く、毎回施工が違うので、

現場の大工さんの技術が大きく影響します。

しかし、完全に自分好みの、世界にひとつだけの住宅になるという点は最大のメリットといえます。

 

注文住宅のフルオーダーの意味は上記の通りですが一般の人はそこまで知らない為、現実的ではありません。

ですので私達は条例や建築基準法、耐震基準、などをクリアしながらお客様の要望を聞き、間取りを提案しています。

一般にフルオーダーの注文住宅とはゼロから考えるのではなく、要望を伝え提案された間取りからスタートします。

もちろん、建築基準法などをクリアしていれば、間取りを変えたり、好きな部材を使用することができます。

フルオーダーの注文住宅は、大手ハウスメーカーさんになると追加料金やオプションで対応している場合もあります。

 

セミオーダー注文住宅

セミオーダーの場合は、まず決まった間取りプランから好みの物を選び、その間取りプランを基盤に間取りや配置などデザインしていく住宅です。

自分たちのライフスタイルやこだわり、家族構成などに応じて建てることができます。

基礎、断熱・気密材、工法などの構造部分と、キッチンなどの設備メーカーは住宅会社側で決められていますがキッチンやトイレ、外壁や浴室などの住宅設備の色など、オプションなどでグレードを選ぶことができます。

フルオーダーはかなりの建築に関する知識と時間、費用が必要ですが、セミオーダータイプは建築の知識が多くない場合や、費用面でも予め資金計画が立てやすくコストを抑えることができます。

時間、手間、費用を抑えることができるので注文住宅の多くはセミオーダータイプで建築される方が大多数を占めます。

大手ハウスメーカーなどは多くのプラン集を用意しているため、基本的には規格住宅寄りのセミオーダーをメインに取り扱っています。

また、建築条件付き土地を購入した場合、敷地面積・建蔽率が既に決まっているため規格住宅やセミオーダータイプの注文住宅が多いです。

 

フルオーダー・セミオーダーの注文住宅に共通して言えることは

自由度が高く、世界に1つだけのマイホームを建てることができます。また、必要のない設備を外したりランクを下げる事でコストダウンをすることが可能です。

そして注文住宅をしている住宅会社の多くは、技術、性能共に優れています。

また、建売住宅と違い建築の工程を一から自分の目で確認できるので、安心材料の一つになります。ただし、全てにこだわると予算オーバーになってしまいますので、ここはこだわりたいというポイントを予めまとめておくといいですね。

 

お家を建てる時のポイント

 

まず、一番大切な事は家族会議!!これにつきます!!

家族会議が出来ていないと、その温度差でケンカに発展します。

家族会議では、「なぜ家を買うのか」「誰のための家なのか」「いつまでに購入したいのか」「予算はいくらか(毎月返済可能額)」を決めてください。

それが決まれば、「どんな家(建売・中古・一戸建て・マンションなど)」「優先順位」など具体的に決めてください。

大事なことは、動機と優先順位です。家族の動機・優先順位がバラバラだと、理想のマイホームを手に入れることはできません。

そして意見が食い違たまま話し合わずに進めると後で後悔、それが火種にケンカ、、、なんてことも少なくありません。

誰のため、、、家族が幸せに暮らすためです。ケンカなんて本末転倒!!

みんなで幸せに暮らすマイホームにするためにも、家族会議をして素敵なマイホームを手に入れてください。

注文住宅はフルオーダー、セミオーダーのどちらも打ち合わせの時間がかなりあります。

毎回選択を迫られますが、優先順位が決まっていれば、こだわる所・こだわらない所が明確だとスムーズに打合せが進みます。

注文住宅は手間とコストがかかる分、自分の希望が叶うお家をつくることができます。

また、お家の工事が始まったらなるべく建築現場に足を運んでください。

大工さんはお仕事中ですので邪魔にならない程度で見学をしてください。

大工さんとコミュニケーションをとることができるのでぜひ足を運んでみてください。

 

マイホームにこだわりがある。という方はぜひ注文住宅を選択肢に入れてくださいね。

 

 

それではまた。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Scroll to top