暖かくなったと思ったら、また冷え込むそうです。
裏起毛のタイツが大活躍しそうです。谷口です。
寒さは家の中でも感じませんか?
何度かブログやHPでもご紹介していますが、この冬に気を付けたいのが
ヒートショック
ご存知ですか?
年間のヒートショックの死亡人数は全国で約14.400人
年間の交通事故の死亡人数は全国で約4.113人(2014年の統計)
年間死亡率が交通事故の3倍以上なんです!!!!
交通事故の死亡率は頻繁にニュースで取り上げられていますが
ヒートショックでの死亡率は、最近でこそニュースで取り上げられていますが
なかなか情報が入ってこない為、あまりの多さにびっくりされる方も多いかと思います。
そもそもヒートショックとは
寒い日の入浴中に血圧が大幅に変動し、
心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・不整脈・失神などを引き起こすことを指します。
血圧上昇の原因は、暖かい場所から冷たい場所へ移動した際の急激な温度差です。
特に、高齢者・高血圧・糖尿病や脂質異常で血管が弱くなっていたり、心臓の弱い方は
血圧の変動に耐えられずヒートショックを引き起こしやすくなります。
では、ヒートショックはどのような場所で起きるのかというと
入浴中です。
一般のお家での、リビングと脱衣場の温度差は
20℃以上になることもあります。
寒い脱衣場に行くことで血圧が上昇し
湯舟の熱いお湯に浸かることで更に血圧が急上昇します。
急激な血圧の変動が心臓や血管にダメージを起こし、ヒートショックをひきおこすのです。
ではどのような対策をすれば良いのかご紹介します。
それは、高断熱・高気密な高性能住宅を建てること!!!!
・・・と言ってもこれは出来る人は限られますよね?
では、誰もが出来る対策をご紹介します。
それは、とても簡単!
お家の中の温度をなるべく一定にする事です。
部屋ごとの温度差を最小限にすることによって
血圧の急激な変動を防止します。
①脱衣場をファンヒーターなどで暖かくしてください。
②浴室内も暖かくしてください。
換気扇をまわさずシャワーでお湯を1分くらい出しておくと温まります。
③お風呂のお湯は熱くしすぎない!!
せっかくリビング・脱衣場・浴室の温度差を最小限にしても
お湯との差が大きければ意味がありません。
38~40度の少々ぬるめが良いそうです。
④万が一の場合を考え、入浴の際には家族に声をかけてから入るようにしてください。
以上4つに気を付けて入浴してみてくださいね。
一番良いのは、やっぱり高断熱・高気密の高性能住宅です。
健康が一番。