こんにちは。
Gハウスの池田晃啓です。
昨日は、5年目のK様邸のアフターメンテナンスに行ってきました。
Gハウスでは、1年目、2年目、5年目、10年目、20年目、30年目までアフター点検・メンテナンスをさせていただいております。
お家はメンテナンスをするかしないかで家の寿命が大きく、変わってきます。
特に、防水工事部分や、雨風にさらされっぱなしの屋根・外壁部分は、特に重要です。
この部分のきちんとしたメンテナンスがなされていないと、木造住宅の最大の敵、雨漏りを引き起こします。
家の中に水が入るだけでなく、躯体の木材を濡らしてしまいますので、
濡れっぱなしの木材は腐り、耐久性が落ち、地震に対する耐震性能にまで影響を及ぼします。
また、木材が腐ると、壁の中の見えないところでカビやダニの発生を引き起こし、健康にもよくありません。
点検は、約1時間~1時間半ほどで完了です。
昨日の5年点検箇所の一部です。
外壁と外壁のパネルの間のコーキングは劣化していないか?
外壁を留めている釘は浮いてきていないか?
雨樋はしっかり固定されているか?
Gハウスでは、
点検は30年目まで無料。
2年目点検までは、修理も無料となります。
(ただし、メーカー製品などは保証期間1年間となります。)
じつは、2年目まで修理も無料にするのは理由があります。
木造住宅というものは、その名の通り、躯体が「木」でできています。
そして、家が建ったあとも、躯体の木は生きていますので、呼吸をしています。
乾燥して収縮したり、水蒸気を吸って膨張したりを繰り返しています。
その中で、どうしても木が動く(暴れる)という現象を引き起こし、
内部のクロスにひびが行ったり、室内ドアや引き戸の開け閉めが固くなったりという現象を起こします。
これらは木造住宅である以上仕方ありません。
そして、2年を経過すると、躯体の木が落ち着いて締まってきますので、動くということが少なくなります。
Gハウスでは、木造住宅の木が動くということは「前提」という風に考え、その期間の不具合は無償で修理するというスタンスで2年目まで無料修理を実施しております。
もし、OBのお客様でメンテナンスをご希望の方は、お気軽にお申し付けください。
これらか家づくりをされる方は、家を建てようと思う会社のアフターメンテナンス体制も注意してチェックされるといいと思います。
点検は10年で終了、無料修理は1年まで、というのも多いと聞きます。
参考になれば幸いです。