こんにちは。Gハウス池田晃啓です。
以前、こちらのブログで「エアコンの必要台数を科学的に解説します」という記事を掲載しましたが、「6畳用エアコン1台ですか?」というお客様からのお問い合わせがございましたのでブログでご解説させていただきます。
エアコン台数について
エアコンは通常、ワンフロアに1台6畳用エアコンを設置して冷暖房します。
2階建てであれば2台です。 40坪以上の大きな家になりますとワンフロアに2台設置するケースもございます。
当社の家の断熱性能と気密性能であれば、必要な熱量を計算した理論上では、8~10畳用エアコン1台で十分なのですが、実際にエアコン1台では、どんなに断熱性能と気密性能に優れた住宅でもエアコン設置場所から遠く離れた場所は温度差が出来てしまいます。
また、1台のみのエアコンが故障した時には、冬は家が冷えてヒートショックへのリスク、夏は温度上昇で熱中症のリスクといった健康被害の可能性もあります。
さらに、エアコンは6畳用エアコンが3~5万円ぐらいで購入でき、買い替え時にも圧倒的に安いです。
もうひとつ、実際の建てた家で測定すると、エアコン1台で家中を冷暖房するよりも2台で冷暖房したほうが電気代は安くなります。
理由は、1台の場合はたった1台家全体を冷暖房するために高出力で運転して負荷が高まるのに対して、2台の場合は1台あたりの負荷が抑えられて平常運転になるため消費電力が下がるからです。
上記の理由から当社ではワンフロアに1台ずつエアコンを設置しております。
健康に暮らしていただくためにお伝えしていること
それは、エアコンは常時つけっぱなしにするという事です。
お仕事や外出時はもちろん、長期旅行中もです。
目的はリビングだけでなく、浴室や玄関、廊下まで全て快適な室温で過ごしていただき、ヒートショックのない空間で暮らして頂くです。
家は古来から外敵や自然災害、天候から身を守り、休息するための場所でした。
現代では、快適にストレスフリーでくつろいだり、仕事をしたり、そして良質な睡眠を取るための場所です。
その家でヒートショックで命を落としたり、健康を害しては本末転倒です。
快適な室温を維持する全館空調システムという機器を導入する住宅会社もありますが、初期費用が高額なだけでなく、フィルターの交換、定期的なメンテナンス、機器の交換などの手間と維持管理費用も負担が大きいです。
ダクト式はダクトの中が埃で汚れていきますが、その中を綺麗な空気が通ってしまいますと埃をまき散らすも同然です。
当社では、全館空調システムと同じ状態を、全館空調は無しで、ワンフロア1台の6畳用エアコン+全館換気システムで実現しています。
この様に、一見、6畳用エアコン1台の方がお得に見えますが、健康面やランニングコストを考えると複数台ある方がメリットが多いことが分かります。
Gハウスでは「家族の命・健康・財産を守る」住宅を追求し、どの高性能住宅よりも健康に暮らすことができる高性能を、適正価格で提供しています。
Gハウス勉強会では、より詳しくGハウスの家の解説をしておりますので、ぜひご参加ください。