こんにちは。
台風接近で雨の日が続いていますね。
少ない洋服が乾かない。。。乾燥機が欲しいです。
明日は台風が近畿地方に接近するそうなので
通勤にはくれぐれもご注意ください。
谷口です。
鹿児島県の新燃岳噴火のニュースを見て
改めて日本には活火山、休火山が多いなと実感しました。
地震大国日本に住み続けるなかで何といっても心配なのが地震。
そもそも地震に強い家の定義とは何なのか?
現在は建築基準法
(国民の生命、健康、財産を守るために、建築物の敷地や設備、構造、用途について
その最低基準を定めた日本の法律)に
耐震基準があり、1981年6月より前の基準が旧耐震基準、
それ以降の建物は新耐震基準で建てられています。
旧耐震基準は震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、
破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準。
新耐震基準は、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準
と定められています。
新耐震基準の中でも1~3までの等級があり
耐震等級1・・・上記 新耐震基準の通りで
耐震等級2・・・等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる構造基準
耐震等級3・・・等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる構造基準です。
勿論、等級が上がるほど費用もかかってきます。
ではどんな家が地震に強いのか?
「建物」に関して調べました。
木造に関しては一般的に、柱でお家の枠組みを作る在来工法と
壁の面で枠組みを作るツーバイフォー工法があります。
地震に強いのは面でお家を支えるツーバイフォー工法と言われております。
実際に阪神淡路大震災や熊本地震でツーバイフォー工法は倒壊件数はほぼゼロです。
もう一つ、地震に強い家を作るときに大切なのは構造設計。
一般の2階建て木造のおうちでしたら特に構造計算は必要ありません。
しかし耐震等級2・3になってくると構造計算が必要になってきます。
構造計算をしない場合もありますが、一定の基準に適合している事が前提になります。
構造計算はお家の重さ(屋根、窓や扉、柱や家具など)を計り
地球の重力、地震の際の揺れの伝わり方や、どの程度建物に強度があるかを調べます。
勿論、構造計算にもお金がかかります。
しかし、等級2や3があると地震保険の料金が安くなります。
次に形です。
地震に強い家は四角い家です。
凹凸のある建物は地震の揺れが分散されず1カ所に集まってしまい、
そこから倒壊が始まる可能性が高いのです。
しかし構造や工法、お家の形など耐震面だけを重視しても
断熱性対策をしないと湿気断熱材、壁内にカビが生え
木が腐った事が原因で、少しの揺れで倒壊・・・・
と言う事例が実際にあります。
また、シロアリ対策をしっかりしないと、柱を食い荒らされ上記のように
少しの地震の揺れで倒壊する事もあります。
今回ご紹介した内容は、地震に強い家に関する基本的な部分になります。
営業、建築、設計担当者はもっと詳しくて正しい知識を持っていますし、
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これからマイホーム購入を考えられている方はぜひ一度お問い合わせください。
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