こんにちは、池田祐規です。
建築用語で「フレーミング」という言葉を知っていますか?
英単が得意な方は、なんとなくわかった方もいると思いますが、答えは、フレーム(骨組み)を作るという意味です。
つまり下記写真のように骨組を作っていく工事です。
↓
英語表記では、FRAMING です。(笑)
この工事で疑問なのが、どのようにして木材と木材をつなげているのでしょうか?
この写真をご覧ください。
ほとんどの部分は、ビスという特殊なネジで、とめていきます。
そのとめるビスにも長さの違う3種類があります。
、
また、ビスの種類によってビス打ちの間隔も違ってきます。
先程の写真にシルバーの金物が見えていると思います。これは、根太受け金物という金物で、2階や3階の床下にある根太という床をはるために必要な大きな下地です。
これで木材どうしをよりいっそう強くつないでいます。
また、その他に、一つのお家で約10種類程度の金物を使用しています。
また、ホールダウン金物という、地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠な金物があります。
ちなみに、これがホールダウン金物というものです。
これまで、家づくりの完成見学会などで見るお家や、通りすがりに見るお家で、この家めっちゃカッコイイやんと思うことがあると思いますが、肝心の耐震性や省エネ性など、見た目だけでわからない部分がたくさんあるというのが、現状です。
そのためにも、こういったフレミング工事をどのようにおこなっているのか、また、どんな金物を使っているのかが重要になってくるのだと、私は思います。
また、来週です。