設計の丹野です。
一雨ごとに暖かさが増し、小春日和というには少々きつ過ぎる日差しが降りそそぐ季節です。
植物を育てるのは苦手な私ですが、この時期になると荒れたベランダを何とかするべく、
思いつきで野菜の苗を買ってきたりしてしまいます。
今年はまだ何もできていないのですが、少し前に壊れてしまった
水まき用のシャワーリールを新しく購入しました。
実はそのシャワーリールの壊れ方がちょっとした事件で…。
それはまだ寒さの残る数ヶ月前、仕事中の私の携帯に末娘(小学5年生)
から1本の電話が入ったことから始まります。
娘「ベランダの蛇口から水がシャーーーって吹き出してるねん!!」
私「えっ??」
娘「学校から帰ってきたら、玄関に張り紙がしてあって「ベランダの蛇口から水が出ています」って。
どうしよう…。隣の人が学校にも連絡してくれたらしいねん。」
私「蛇口閉めて水止めれる?」
娘「…やってみる」
ということで一旦電話を切って娘の返事を待っていましたが、10分経っても折り返しの電話はなく、
家に電話をしても誰も出ないので、心配になって仕事を抜けて家まで見に帰りました。
すると娘は何事もなかったかのような顔で「あれ、帰って来たん?」と。
私「水は止めれたん?」
娘「うん、傘で水かかるのガードしながら止めた」と得意げな顔。
私「連絡くらいしてよ(怒)」 娘「あぁ、ごめん」
こんな拍子抜けな感じで事態はおさまったのですが、水が噴き出した原因はつないでいたシャワー
リールの接続部分のパーツの劣化でした。
シャワーリールは手元で水の止水ができるので、蛇口は常に開栓状態のまま数年は使っていたと
思います。接続部のパーツは常に蛇口からの負荷がかかった状態で、夏の暑さや紫外線、冬の寒さ
といった厳しい環境の影響を繰り返し受けていた状態。
日に日に硬く、もろく なっていたことに全く気付いていませんでした。
幸い、付近の家に水を撒き散らすなどの被害は出さずに済んで、ウチのベランダが水浸しになった
だけで済みましたが、後からお隣の奥様に状況を聞くと、どうやら私が仕事に出かけたすぐ後
くらいから水はずっと出っ放しだったらしく、とても心配していただいて本当に申し訳なく思いました。
みなさんも外部の蛇口は使う時のみ開栓して使うと共に、その他の道具も変わったところがないか、
時々チェックしてみることをお忘れなく!
事件はこうして、いつも突然起こるんですよ f^_^;)