設計の丹野です。
季節はすっかり秋・・・、を通り越して「冬」ですね。
寒いのは好きじゃない私にとっては辛い季節です。
でも暖かいお風呂につかる瞬間は「あ”〜〜〜」と、おっさん声で幸せを噛み締めます(笑)
そんな「お湯」が恋しいこの季節に、給湯器のお話。
ご家庭の給湯器は大きく分けて2種類。
エコジョーズに代表されるガス給湯器とエコキュートに代表される電気給湯器。
大阪市内ではガス給湯器が主流のようですが、都市ガスが整備されていない地域や、
オール電化住宅の普及などで、エコキュートの採用も多くなっています。
Gハウスの標準仕様も、最近はエコキュートです。
↑エコジョーズ ↑エコキュート
エコキュートは電気を利用してお湯を沸かし、貯湯タンクにお湯を貯めて使うシステム。
「一気にお湯を使いすぎると“湯切れ”をおこしてお湯が出なくなる」なんていう心配を
聞いたことはありませんか?
そこで、まずはエコキュートでお湯が使える仕組みについて少しご説明。
エコキュートは、お湯や水を貯めるためのタンクユニットと水を沸かすためのヒート
ポンプユニットの2つがセットになって家の中にお湯を供給しています。
①外部の水道管からの水は、まずタンクの下の方に流れ込みます。
②タンク内の水はタンク下方の別のパイプからヒートポンプに送り込まれます。
③送り込まれた水は、ヒートポンプで約90℃近くまで温められます。
④温められた熱湯は、また別のパイプから貯湯タンク上方に注ぎ込まれます。
⑤貯湯タンク上方の熱湯は温度調節弁に送り込まれます。
⑥最後に水道水と合わさって設定温度に調整され、家の中に適温のお湯が
供給される仕組みになっています。
高温のお湯は上に、低温の水は下に行く温度差の性質を利用することで、タンク内に
違う温度の水を一緒に貯めることが可能です。
使ったお湯の量に合わせて、タンク内には下方から水が供給される仕組みになっています。
エコキュートの“湯切れ”とは、タンク内が低温の水で満たされている状態のことを言います。
一度に多くのお湯を使ったことで、蓄えられた熱湯を使い切ってしまい、タンク内が低温の
水で満たされてしまっている状態です。
ヒートポンプユニットは、ガス給湯器のように短時間でお湯を沸かすことができないため、
貯めた熱湯を使い切ってしまうと、次にお湯が使えるようになるまで、一定時間待つ必要が
あります。
そうならないための対策としては・・・・・。
長くなったので、次回に持ち越します(笑)
お楽しみに?!?!
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