耐震・防災
About
Gハウスでは地震や自然災害時には家が一番安心・安全な場所である家と暮らしを提案しています。
今後増加が予想される天災に対しての備えと、現在だけでなく未来をも見据えた暮らしができる家を提供しています。
地震から大切な住まいを守るためには「速く・強く・効く」ことが、重要です。
地震発生時、壁の内部では「破壊」が進んでいきます。
これらの現象が起こる前に極めて小さな1mmの揺れから反応する制振ダンパーにより地震の力を「減衰」させることで、住まいへのダメージを軽減し大切な住まいを守ります。Gハウスの家は、耐震性能プラス制震性能を加えることで、より地震に強い家づくりを目指し、家族の安全や財産をしっかり守ります。
立地で決まる自然災害時の影響
自然災害による被害の想定範囲を地図に示した「ハザードマップ」を活用。世界でも有数の自然災害多発国である日本では災害時に人命を最優先に確保するという意味でも、必要不可欠なものになります。
建物と同等に重要な地盤調査
地盤の調査結果に応じてセカンドオピニオンとして別の調査会社に依頼します。必要があれば地盤改良工事を行います。さらに全棟で第三者機関による20年間の地盤保証を採用。建築後も安心・安全に暮らしていただけます。
面で支える土台と躯体
基礎と呼ばれる家の土台部分は、地震に強いべた基礎、工法構造躯体は、地震に強い面で支える2×4工法と、間取りの自由が効く在来工法を併せたハイブリッド工法(モノコック構造)を採用しています。
許容応力度計算による構造計算の実施
耐震等級・耐風等級とは、文字の通りお家が地震や強風にどれだけ耐えられるか、永く安全に住まう重要な指標です。Gハウスでは、許容応力度計算による耐震等級3、耐風等級2、どちらも最高等級を取得しています。
世界最高品質の制振ダンパーで安心を
1mmという僅かな揺れからも作動するバイオニア特性で特許のある制振ダンパーを採用。ごくわずかな揺れから大きな揺れまで作動するため、構造体への衝撃とダメージを減らし、繰り返し地震が来ても耐える事の出来る住宅を提供しています。
災害時でも通常の暮らしができる
今や一般的になりつつある太陽光発電システム。さらに標準仕様で蓄電システムを連携しエネルギー自給率100%が実現。近年、自然災害が頻発していることから、太陽光発電システムの重要性が見直され始めています。Gハウスは、いざという災害時でも自分たちの命は自分で守ることができる防災住宅を提供しています。
01立地で決まる
自然災害時の影響
ハザードマップで安全な場所を
Gハウスで提案する土地はハザードマップを使用し、万が一の際にどの様な被害があるのかを事前に確認します。
ハザードマップは、その地域の土地の成り立ちや災害の素因となる地形・地盤の特徴、過去の災害履歴、などから河川浸水洪水、土砂災害、地震災害、火山防災、津波の浸水・高潮のリスクなどの自然災害による地域への被害を想定し避難経路、避難場所などの防災情報が地図上に記載されています。
また、2020年8月28日より不動産会社は、住宅・土地購入や賃貸などの契約前に水害リスクを※重要事項説明の一つとして説明することが義務付けられています。その背景には、近年の気候変動の影響により、台風やゲリラ豪雨による洪水や土砂崩れ、海からの高潮などの甚大な被害をもたらす大規模水災害の頻発にあります。
この事から見ても、ハザードマップは100%正確ではありませんが、自然災害が毎年のように起こっているなかで、最低限、人命を最優先に確保する避難対策としても必要不可欠な情報だと言えます。
※重要事項説明・・・宅地建物の取引において、宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を契約前に説明すること
02建物と同等に重要な地盤調査
地盤調査と改良工事、全棟で第三者機関による20年間の地盤保障
木造の一戸建て住宅地盤の強度を調べる際に最も一般的なスウェーデン式サウンディング試験を採用しています。
軟弱地盤の繊細なデータを連続して測定でき、調査機械もコンパクトで狭小地などでも対応できるため、戸建住宅など軽量構造物の調査に適した調査方法です。建築が決定した敷地の地盤調査をし、その結果に応じてセカンドオピニオンとして別の調査会社に依頼します。必要があれば地盤改良を行います。住宅建築のための地盤調査では、地盤が建築物を安全に支えられるか、支えられない場合は安全に持ちこたえるためにどのような方法で地盤を補強(改良)すべきかを調査します。
2社の調査結果に相違があった場合には結果の悪い方を軸足に置いて考える事で安全率の高い地盤改良工事を行います。軟弱地盤が深度2mまでの場合はセメント系の固化材を軟弱地盤に散布、混合し、転圧することで地盤を改良する表層改良工法、調査結果が同じ場合でも2社が異なる改良工事を提案するケースがありその場合は、安全性を重視した工事を採用します。またGハウスでは20年間に渡り第三者機関による地盤の保証があるため、万が一の場合にも安心・安全な暮らしを提供します。
03面で支える土台と躯体
地震や台風の揺れによる衝撃を分散
基礎と呼ばれる家を支えるコンクリートの土台。Gハウスでは住宅の底面全体に鉄筋を組みコンクリートを流し込んだ耐震性の優れたベタ基礎を採用しています。その名の通り、底面全体で建物を支えるため地盤への重さが分散され、不動沈下が起こりにくく耐震性に非常に優れています。
また、コンクリートで地面をふさぐため湿気の侵入を防ぎ、床下空間のカビや結露を防ぎます。それだけでなく、シロアリの侵入を防ぐ効果もあります。シロアリが侵入すると柱などの構造が腐食し、もろくなった構造は地震時に倒壊しやすくなります。
更に基礎と建物の連結を強化する「ホールダウン金物」を使用し、荷重が特に集中する部分などに使用します。地震や台風時などに柱が土台から抜ける事を防ぐために必要不可欠な金物です。
耐震性と将来性を考えた木造軸組みパネル工法(モノコック構造)
設計の自由度が高い軸組工法と、耐震性・気密性・断熱性・耐火性に優れた2×4建築で採用されているパネル工法。
その両方の特徴をあわせ持つ工法を採用しています。家全体をパネルという天井・壁・床などの6つの「面」で支え、激しい揺れや台風などの外圧をバランス良く分散させるため揺れやねじれに優れた耐震性能を発揮します。地震だけでなく台風による揺れにも効果を発揮します。
間取り空間の自由度が特徴的な軸組工法を取り入れる事で、将来のリフォームがしやすくなります。このモノコック構造は、宇宙船や航空機、車など強度が必要とされる物に採用されている構造です。
04許容応力度計算による構造計算の実施
様々な力に対応できる家で安心安全を
基本的に建築物を建築する際には構造計算が義務付けられていますが、一般的な木造2階建てまでの住宅は構造計算は義務付けられておらず、簡易な壁量計算(A4用紙1枚程度)のみで建築することができます。
Gハウスでは2階建て・平屋住宅でも壁量計算よりも緻密な計算方法である、許容応力度計算による構造計算を全棟実施しています。耐震性を調べるだけではなく、その家が固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、どのように変形しどのような応力が発生するのかを計算。A4用紙200枚以上にも及ぶ詳細な計算の上、最高等級の「耐震等級3」を取得しています。
台風大国でもある日本では、暴風への備えも必要
そして日本は地震大国でありながら、台風大国でもあります。Gハウスでは最高等級である「耐風等級2」を取得。
耐風等級2とは極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風の1.2倍の力に対して損傷を生じない程度を指します。土地状況や建物形状によって異なりますが、風速40~50mの風にもなれば、約7トンの荷重が建物の側面に掛かっていることになります。地震に台風、自然災害に耐えられる家づくりが重要です。
05地震、台風に対応する耐震・制振ダンパー「evoltz」
大きな揺れだけでなく小さな揺れからダメージを防ぐ
Gハウスでは自動車のショックアブソーバーの技術をベースに日本とドイツで共同開発された木造住宅用制振装置evoltzを採用。
従来のダンパーは揺れが大きくなった時に効き始めます。evoltzの特許である「超バイリニア特性」は制振装置が大きな揺れはもちろん、3㎜の小さな揺れからも作動します。繰り返す余震による建物への衝撃(地震エネルギー)を制振装置で熱に変えて吸収。地震に耐える「耐震」と地震の衝撃を軽減する「制振」が1つになった、世界最高品質のダンパーです。
地震発生時、壁の内部は※約15mmの揺れでプラスターボードの強度が、約25mmで構造用合板の強度が下がり始めるため壁内部では破壊が進んでいきます。これらの現象が起こる前に「減衰」させることが、高性能住宅の耐久性に大きく関係してくるのです。evoltzは家族の命はもちろん、家の性能を持続させることができます。
※ショックアブソーバー・・・振動する機械構造や建築物の振動を減衰する装置をさす
※3mの柱の柱頭の揺れ幅をさす
1棟毎に限界耐力計算で適正な位置に設置
家は全て同じ間取りや素材でできているわけではありません。
evoltzではこれまでの膨大な実験データから建物の構造体との関係性を検証。最適な配置で最大効果を発揮するよう1棟1棟、緻密な解析と限界耐力計算がおこなわれ、地震の際に生じる衝撃を40%〜50%程度軽減できるように配置をしています。
1つの製品が出来上がったら終わりではなく、膨大な実験データをもとに使用環境下で起こりうる様々な現象を想定し、より精度の高い配置を検証しているダンパーには、1つ1つにシリアルナンバーが印字されており、どの工場でいつどこに出荷されたかを追跡できる体制を構築しています。
06災害時でも通常の暮らしができる
自然災害の停電時にも通常の暮らし
近年頻発する自然災害による停電は日常生活に大きな支障をきたします。
万が一の停電の際もGハウスの家は、普段と変わらない暮らしができます。多くの太陽光発電システムは停電時、予め指定した1つのコンセント(100V)からしか電気の供給ができません。しかし、大容量の太陽光発電+AI(人工知能)搭載蓄電池システムを備えたGハウスの家では停電時には自動で自家消費モードに切り替わり、全ての部屋の電気やコンセントを使用することができます。
これまで停電時に使用することができなかった、TV・エアコン・IHなどを同時に使用でき通常と変わらない暮らしができます。自家消費モードに切り替わると日中であれば発電している電力を優先的に使用し、夜であれば蓄電池に溜めてある電力でまかないます。
一晩で電力を使い切ってしまっても、翌日また発電と蓄電をするため翌日以降も電気を使用する事が可能です。