科学的根拠
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Gハウスでは根拠のある高性能住宅を提供しています。
高性能住宅を選択する理由は、命・健康・財産を守る事にあります。
しかし「高性能 = 命や健康を守れる事」ではありません。
高性能住宅でも健康的に暮らせない家はたくさんあります。
どの様な高性能が、どの様に健康に直結するのか?そこに根拠はあるのか?を研究し続けています。
01正しい給排気口位置
プランニングに基づいた最適位置への配置
給排気口の位置は専用の計算システムを使用し、数値的根拠に基づいて換気効率の最適位置へ設定します。吹出グリルの位置は室内の入口側に配置し、新鮮な外気が部屋の奥へと流れ、汚れた空気を部屋の外へと押し出します。必ず室内の空気が入れ替わるように吹出グリルの位置や向きにもこだわりがあります。
また廊下や洗面所に熱交換気ユニット本体を設置し効率的に汚れた空気を吸い込み、外部へまとめて排気することで空気循環を円滑に行うことができるのです。適正な位置に適正な数の換気システムを設置することで家族の健康、快適な暮らしへとつながります。
換気しても、ホコリっぽいと思った事ありませんか?
換気とは、空気を循環させることではありません。住宅の様に狭い環境での空気の循環は揮発性有機化合物や二酸化炭素、カビの胞子やダニの死骸・フンと言ったアレルギー物質も循環させてしまい、換気の考えとは全く相反する方法論となってしまいます。
正しい換気は絶えず一方通行で空気の入れ替えを行う行為であり、換気に循環という要素はあり得ません。
本当の換気を考えるなら、排気口だけでなく、給気口位置も正しい設置位置があるのです。換気というと、屋外の汚染された物質をどれだけシャットアウトするかに目が行きがちですが、室内に浮遊する汚染物質の大半は、室内で発生するアレルギー物質を含んだホコリです。外気の汚染物質をシャットアウトできても、換気が正常に行われていなければ意味がありません。
02空気循環を考えたプランニング
冬場の脱衣室、寒いと感じたことはありませんか?
日本では交通事故で亡くなる人よりもヒートショックで亡くなる人が多く、昨今は夏場の室内熱中症も起きています。家中まるごと快適温度・湿度にすることが健康への第一歩です。
家中を均一温度にするための最適なエアコン配置
Gハウスではワンフロア1台のエアコンで家中を快適温度にします。例えば、脱衣室近くにエアコンを設けながら、開口部が大きく外気温に左右されやすい玄関ホールにエアコンの吹き出し口を向ける。冷たい空気は下に落ちていく性質を利用し、2階吹き抜け空間や階段ホールから冷やした空気を落とすなど、間取りにあわせて冷暖房を効率良く運用できる最適な空気の道を見定めます。
実際に、ある物件において真夏時外気温33度まで上昇した際に、2階LDKに設置したエアコン1台で、1階の離れた居室まで26度前後のほぼ均一な温度・湿度にすることができています。高い気密性と断熱性を確保し、熱損失を最小限に抑え、冷暖房エネルギーを逃さない魔法瓶の家を提供するGハウスだからこそできるエアコン計画です。
※間取りや家の大きさによってワンフロア2台の設置をお願いすることがございます。
03数値根拠を持つ計画換気
排気から計画的に熱を回収する換気システム
「空気を入れ替えましょう」学校では寒い冬に窓を開けるように習ったかと思います。高気密高断熱住宅を提供するGハウスでは、窓を閉めたまま換気システムを使って効率よく空気の入れ替えをすることができます。高気密ということは想定外の空気の流入や漏気が少なく、精度の高い計画換気を行えます。室内の温度変化をコントロールするとができ、空調負荷の軽減、冷暖房による消費電力=光熱費を抑えることにつながります。
また汚れた空気を排気する際に捨てていた「熱」を給気時に回収して室内へ戻すことができるシステムを採用しているので、冷暖房で生成したエネルギーを余すことなく使用するため省エネです。計算根拠に基づいた計画換気でエネルギーを無駄にせず、地球に優しく、年中快適な暮らしを提供します。
04施工方法で変わる断熱性能
正しい知識で断熱性能を見る
断熱材の性能を語る上でかかせない熱伝導率。物質の厚さ1mで両面の温度差が1℃のとき、1㎡あたりにどれだけの熱量(W)が伝わるかを示しており、単位は、W/m Kで表されます。この値が小さいほど熱を通しにくいということがわかります。
しかし、その断熱材の厚みはどうでしょうか?住宅メーカーによって施工される厚みはもちろん違います。性能×厚みでその家の断熱性能が決まります。断熱性能は心地よさの下地をつくる大切な性能です。正しい基本を知ることで正しい情報を知ることができます。
トータルパフォーマンスの良い断熱材
優れた断熱性能により、建物内の熱損失を最小限に抑えることができます。またスプレーで直接壁に塗布するため施工性も良く、建物のすき間や継ぎ目を含めた面全体に均一に施工が可能です。
これにより断熱材のすき間がない状態をつくることができ温度のムラの無い室内空間を作ることができます。優れた商品を正しい知識を持って施工することで、品質や耐久性を向上させることが可能になります。
05給湯器の設置場所
1日の消費電力30%を占める、給湯器の消費電力に約2倍の差が
オール電化の場合、冬場の電力使用量がぐんと上がるお家が多いのではないでしょうか?
その原因は冷暖房費だけではありません。年間を通して、毎月同じ量のお湯を使用しているにもかかわらず冬場の電力料金が上がる理由。それは給湯にかかる消費電力が大きいからです。
給湯器は設定された温度にお湯を沸かしますので、水道の水温が低くなる冬場は当然沸かす度合いが大きいので電気エネルギーを多く使用します。エコキュートの設置場所を変えるだけで、消費電力に約2倍の差が出ます。
元々Gハウスの高性能住宅で電気料金の削減になる家ではありますが、さらに大幅に抑えたい方はエコキュートの室内置きをオプションにて対応しております